ライフプランニングのお話

ライフプランあれこれ

①教育資金プランニング:こども保険(学資保険) ・教育ローン

日本学生支援機構の奨学金制度:第一種奨学金→無利息  第二種奨学金→利息付

  • こども保険ポイント

    • 貯蓄機能がある: 決められた保険料を払えば満期時に保険金を受け取れたり、入学・進学時に祝金を受け取れる
    • 保障機能がある: 親(契約者)が他界した場合、その後の保険料の支払いは免除される
  • 教育ローン

    • 公的ローン: 教育一般貸付(国の教育ローン)
      • 融資限度額: 学生1人につき最高350万 (一定の場合は450万)
      • 金利: 固定
      • 返済期間: 最長18年
      • 融資元: 日本政策金融公庫
      • その他ポイント:
        • 年収制限がある
        • 定期代やPC購入費にも使える
        • 奨学金制度 日本学生支援機構が行う制度
        • ☆貸与型→第一種奨学金(無利息)第二種奨学金(利息付)
        • ☆給付型(2020年より) 高等教育の修学支援新制度
        • ☆支援対象→大学・短大・高等専門学校 /専門学校
        • ☆支援内容 ①授業料と入学金の減額又は免除
        • 支給 (日本学生支援機構が行う) (大学等の種類、自宅生かどうかによって給付額が異なる) ☆支援対象となる学生 世帯収入や資産の要件を満たして、進学先で学ぶ意欲のある学生
        • ◎住宅取得プランニング
        • 1自己資金の準備方法 ☆財形住宅貯蓄 →財形貯蓄制度を導入している企業の従業員が給料から天引きの形で住宅の取得や増改築を目的とした貯蓄を行うこと
        • ★ポイント
        • 一定の要件を満たせば財形年金貯蓄と合わせて元利合計が550万に達するまで利息に税金が非課税で貯蓄出来る
  • ②利用できるのは勤労者財産形成促進法上の勤労者で契約申込み時の年齢が55歳未満の人
  • ③利用は1人1契約
  • ④一定の要件を満たせば、住宅の増改築の場合でも払い出し可能
  • ☆住宅ローン金利
  • ①固定型:ローン申し込み時(または実行時)の金利が返済終了まで変わらず適用されるローン
  • ②変動金利型:市場の金利の変動に応じて金利が変動するローン
  • ③固定金利選択型 :返済期間の始めの内は固定金利、固定金利期間終了後、固定金利か変動金利型を選択出来るローン(固定金利期間が長いほど金利は高くなる)
  • 住宅ローン返済方法
  • ①元利均等返済 毎回の返済額(元金と利息の合計額)が一定の返済方法 ★返済期間の当初は利息の部分が大きく返済期間が経過するとともに元金の部分が増える
  • ②元金均等返済 毎回の返済額のうち元金部分が一定となる返済方法 ★返済が進むと…ローン残高が減る(利息も減る)→だから返済期間が経過するにつれ、利息を含めた毎回の返済額が減少する ★総返済額は元利均等返済の方が大きくなる 元利均等返済>元金均等返済

住宅ローンの種類

  • ①財形住宅融資 財形貯蓄を行っている人が利用できる公的な住宅ローン
  • ★金利→5年 固定金利  融資金額→財形貯蓄残高の10倍以内(最高4,000万円)住宅購入価格の90%以内  融資条件→1年以上継続して積立てをしていて財形貯蓄残高が50万以上あることなど
  • 財形貯蓄には一般財形貯蓄、財形住宅貯蓄、財形年金貯蓄の3つがあるが、どの財形貯蓄を行っていても財形住宅融資を受けることができる
  • ②フラット35 民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携し、提供している長期固定金利型の住宅ローン
  • ★金利 固定金利、融資実行日の金利が適用される、利率は取扱金融機関によって異なる ★融資金額 最高8,000万円(購入価格の100%) ※但し融資割合が90%超の時は高い金利が適用される
  • ★返済期間 最長35年、完済時の年齢は80歳以下でなければならない
  • ★融資条件 本人が住む為の住居であること。 申込日現在70歳未満であること。
  • ★繰上返済 窓口の場合は100万円以上 インターネットの場合(住・My Note)は 10万円以上
  • ☆保証人、保証料は不要、繰上返済の手数料は無料、条件を満たせば親子リレー完済も可能

住宅ローンの繰上返済

☆通常の返済以外に元金の一部や全部を返済する事

ローンの元金が減るので利息も減る。 トータルの返済額を減らすことができる 方法としては次の2つがある

☆返済期間短縮型 ◎毎回の返済額を変えずに返済期間短縮する方法(返済額軽減型に比べて利息軽減効果が大きい)

☆返済額軽減型 ◎返済期間を変えずに毎回の返済額を減らす方法

住宅ローンの借換え

★金利の高いローンを一括して返済し、金利の低いローンに換える事

※但し金利の高いローンから低いローンに換える為、借換えによって利息の軽減をはかる事ができるが、新規のローン(金利の低いローン)を組む形になるのでローン手数料などの諸経費を考慮する必要がある

※なお、財形住宅融資などの公的ローンへの借換えは出来ないので注意

団体信用生命保険

住宅ローン返済中に債務者が死亡した場合、保険会社がその時点のローン残高を保険金として金融機関に支払う契約の保険。住宅ローンに団体信用生命保険を付与した場合、遺族は残りの住宅ローンを支払う必要がなくなる。

老後資金プランニング (リタイアメントプランニング)

退職後や老後の生活設計のこと。

★老後生活資金の主な資金は、退職金と年金(公的年金、企業年金)、貯蓄。 これらの資金と生活費を見積り、不足するようなら、それを準備する方法を考えるプランニングのこと

※不足額の準備方法は、例えば退職後5年間だけアルバイトをするとか、退職前に安全性の高い投資性商品(定期預金や国債の購入など)に投資するなどの方法がある

老後生活費の計算(月額) 夫婦ともに健在→退職前の生活費×0.7 夫または妻のみ→退職前の生活費×0.5 これを年額になおして算出